株式会社プラグマ

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Funプラグマ
Vol.7
世界を愉しむ、人生を愉しむ、チャレンジを愉しむ、
株式会社JIN-G
代表取締役社長
三城 雄児さん
「FUNプラグマ」の第7回目に登場していただくお客様は、「人」をテーマに人事のコンサルティング事業から国内外研修、人事の大学を始めとするラーニングコミュニティ運営など多岐に渡る事業を展開されている株式会社JIN-G 代表取締役社長 三城雄児さんです。世界を愉しむビジネスパーソンをもっと増やそう!という使命のもと、著効な成果が上がるまで伴走するパートナーとして様々な企業の成長に貢献されています。三城さんが「人」にこだわる理由はなにか。学生時代の夢、苦労も多かった新人時代から、夢を諦めての決断だった起業、プラグマのフルサポートを利用してみてのご感想からご自身の夢まで語っていただきました。まるでテーマパークのアトラクションに乗っているような感覚で三城さんのお話に引き込まれ、時の流れを忘れてしまうインタビューでした。
プラグマ
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銀行から人事コンサルの道へ

武石:2009年7月7日に起業されてから6期目になりますが、起業は昔からの夢だったのでしょうか?

三城:いいえ。大学時代は教職をとっていて、将来は教師になって、高校公民を教えたいと思っていました。社会で起こっていることをいち早く教えたいと。しかし教育実習直前の就職活動の時期に、世の中のことを知らないのに社会のことは教えられないと強く感じました。そこで一大決心をして、一度企業への就職を決意しました。

武石:なぜ数ある業種から就職先として銀行を選ばれたのでしょうか?

三城:一番世の中のことを学べるし、たくさんの経営者の方々にも会えると考え銀行(株式会社富士銀行(現:みずほ銀行))に就職しました。

武石:そうだったんですね。ではどのようなきっかけで株式会社マングローブ(以下:マングローブhttp://manglobe.com/)に転職されたのでしょうか?

三城:大学生の頃のゼミ専攻分野が国際人的管理、つまり、グローバル人事だったのが大きな理由です。組織人事のコンサルタントとして採用されたのですが、自ら営業し、自社ホームページの制作なども行いました。一方で採用のアウトソーシングの仕事も多く行っていました。組織人事に限らず、人事の様々な仕事を担当させていただいたので本当に感謝しています。毎日働くのが楽しくていろんな企画を自ら考えて実行していきました。なんでもチャレンジしてみようというスタンスはこの時の経験が影響しています。がむしゃらにやっていると、有難いことにホームページから問い合わせをいただき、ノウハウなし、知識なし、経験なしの中、コンサルタントの仕事に取り組み始めました。

恩田:未経験なことに戸惑いを感じることはありませんでしたか?

三城:今考えると経験が無かったことがすごくよかったと思っていて、全部自分で調べて、自分の頭で考えて自分で理解し、答えを見つけていくということを繰り返すうちに、いつの間にかすごい短期間でいろんな知識と経験を吸収することができました。毎日アウトプットを意識して、インプットしていたので。明日のために、今日の夜しかないという生活を送っていました。

夢は卓球でオリンピック!

武石:すごい情熱とエネルギーで仕事に向かわれていたんですね。もともとそういった困難に燃えるタイプたっだのでしょうか?

三城:実は、中学・高校の頃は卓球でオリンピックを目指していたこともあり、ストイックな環境に燃えるところがありますね。高校進学も卓球が強い高校に決めました。卓球以外のことはしてなかったに等しいですね(笑)。しかし高校3年生の時の健康診断で心臓が悪いことがわかって、夢や目標を失ってしまいました。そんなとき友達がたまたま慶應義塾大学を目指して勉強している姿をみて、自分も受験を決意して早稲田大学に入学しました。生活の全てをぶつけていたものを失って、とりあえず受験にぶつけていましたが、大学への入学が決まり、また打ち込むものを失ってしまいました。そこで出会ったのが白木三秀教授の人材マネジメントについて学ぶ「白木ゼミ」です。特に力を入れていたことはディベート。早稲田と慶應の「早慶ディベート」というものを主催することになり、そのリーダーを任されました。卓球、受験、ゼミと常に何かに熱中しないと気が済まない性格のようです(笑)。

武石:大学生の頃にすでに人材マネジメントに打ち込まれていたんですね。今もビジネス・ブレークスルー大学(以下:BBT大学:http://bbt.ac/)の准教授をはじめ、人事の様々な講義やセミナーで講師をされて、教師という夢を実現されました。学生当時、描いていた教師とは少し違う形での実現となりましたが、ターニングポイントがあったのでしょうか?

三城:社会人になってから、人事の専門性が高まってきたので、この分野で大学教授になれたらいいなと考えるようになりました。有名なコンサルタントになれば大学教授としての道も開けると考え、執筆活動や取材などのメディア露出も積極的に取り組んだことが今に繋がっていると感じています。

武石:マングローブの頃からすでにそのような想いがあったのでしょうか?

三城:マングローブの頃は、コンサルタントとしても駆け出しでしたし、まだそこまで具体的には考えていませんでしたね。ただずっと教師になりたいとは想い続けていたので、どういう形で実現すべきか常に考えていました。

武石:ところで、マングローブでは、人生の中でも重大な出会いもあったようですね。

三城:プラグマの皆さんもご存知の通り、三城夏子さん(株式会社プラグマ取締役:https://pragma.co.jp/staff/staff03/)と出会ったのもマングローブでしたね。7人くらいの会社で社内恋愛、社内結婚だったので、夏子さんは創業メンバーということもあり僕は寿退職することにしました(笑)。ちょうど成果主義の人事制度改革を得意にしている、タイプの違うコンサルティング会社を見つけ、株式会社日本経営システム研究所に就職しました。

有名コンサルタントを目指して

武石:タイプの違う企業への転職はやはり学ぶことも多かったでしょうか?

三城:はい、コンサルティングの内容はもちろんのこと、プレゼンの仕方、経営者に対する態度から名刺の交換方法に至るまでコンサルタントに必要な細かいスキルを身につけることができました。常に威厳をもって接し、相手に敬われるような教育も受けました。もともと自分には無い価値観だったので、とても苦労しました。でも相手に信頼される、期待されるというコンサルタントには欠かせないスキルを鍛えてもらいました。常に5件以上の案件を抱えながら、寝ずの日々を過ごす中でコンサルタントというハードワークをやめようと決意して転職活動をしましたが、活動を進めていくなかで、やはりコンサルタントの仕事が好きだと再認識しました。そこでベリングポイント株式会社(現:プライスウォーターハウスクーパース株式会社(以下:PWC))に転職をしました。

中井:他のコンサルティング会社と比べてPWCさんの特徴は、どのようなものでしたか?

三城:企業の経営課題に対し、人事、マーケティング、物流、製造など様々な角度から解決していく組織だったので、様々な専門性をもったコンサルタントが在籍していました。高嶺の大手外資系コンサルティング会社への就職に胸を躍らせていましたが、資料の完成度はとても高いものの組織が大きい分、個人のコンサルタントの力が弱いと感じました。私のチームは個のコンサルタントが強い組織にしようと、チームを0からつくりあげることに闘志を燃やしました。最初は1、2人のチームだったのが、10数名と増え、20名を超えるチームにまで成長しました。チームが軌道にのったころ、30歳の時でした、会社でスターコンサルを育てるというプロジェクトがはじまって、そのプロジェクトの1人に選ばれました。お陰で今まで以上に、対外的な活動や積極的にマスコミに出させていただく機会が増えました。その時の蓄積がすごく今の活動にも活きています。そうした活動を地道に続けていくうちに、「自分の領域」ができてきました。

武石:ご自身の領域ができたことが、起業を決意されるきっかけになったのでしょうか?

起業という決断

三城:いいえ。起業を決断した時は、ある世界的に有名な会計事務所の日本法人の人事制度構築でプロジェクトリーダーを任されていました。ところがある資本関連の変化から、お客様との関係が競合状態になってしまい、その法人に転職してまでこの仕事を続けるか、この仕事を断念して今の会社に残るかという難しい決断を迫られました。考えた末、独立を選びました。ただひとつ諦めたのが小さい頃からの夢だった教師になることでした。中小企業のおやじになっちゃうので、もう声は掛からないだろうなと。

武石:ショックが大きかったのではないでしょうか?

三城:はい。なので、お世話になった大学の先生方に教師になるためのアドバイスもいただいていたので、独立の報告と合わせて教師を諦めたことを手紙でお伝えしました。そしたらそのコメントを読んだ先生から、三城君にぴったりの大学の仕事があるからやってみないかという願ってもみない誘いが舞い込んだんです。それが大前研一さんが学長の「ビジネス・ブレークスルー大学」(以下:BBT大学)でした。ちょうどお話をいただいたのが開校1年前で、BBT大学の教師を募集しているというお話でした。独立していて、しかもアカデミックバックグラウンドがある人ということで選んでいただきました。文部科学省の認可もおりて、無事に開校し教師への夢もそこで叶いました。諦めたぁと思って、手紙も書いて出した先に夢が叶う道があったという未知の体験をしました。

武石:まるで映画のようですね。

三城:キャリアデザインの世界で、キャリアは偶発的に決まるという理論がありますが、偶然自分の知っている世界ではない選択肢で決まるという経験を初めてしました。本の世界では読んでいたし実際に存在すると信じていましたが、自分の身に起きてみてキャリアに対する考え方の伸び代が広がった気がします。という訳で、今は中小企業のおやじと学校の教師という二足の草鞋で生活をしています。しかもビジネスを教えるということは、教師の夢ともリンクしていてこの出会いに本当に感謝しています。

JIN-Gの6つの事業

武石:JIN-G様の事業計画について教えていただけますか?

三城:はい、わが社では現在次の6つの事業を推進しています。
  1.コンサルティング事業
  2.国内研修
  3.海外研修
  4.JIN-G V+(ジンジー ブイプラス)(海外事業)
  5.Chain-G
  6.ラーニングコミュニティ

起業は消極的でしたが、やるんだったら大手コンサルファームや、今ある人材系の会社ができないことをやろうと決心しました。なので、結構新しいことをやっているつもりです。例えば、グローバルな組織人事の構築や海外研修は他の日本の会社ができないことが多いです。対象を国内にしている会社が多いですし、海外を対象としていても中国だけ詳しいとか、アメリカだけ詳しいとか、国が限定されていることも多いです。世界の最新状態を知って、個別の日本企業にアドバイスができるのがうちの強みです。

恩田:確かにひとつの国に特化している企業は知っていましたが、世界全体というのはあまり聞いたことがありませんね。

三城:そうなんです。日本とかアメリカなど国にとらわれるのではなく、企業の本質を見極めて世界で勝負できるグローバル企業に育てるアドバイスを心がけました。その結果、例えばアパレル業界の皆さんご存知の企業様から世界中に理念を浸透させたいということでご用命をいただきビックプロジェクトが進行しています。誰も答えを持っていない世界に、いっしょに答えを創っていくのがコンサルティングなので非常に楽しい仕事ができるようになったと感じています。また人事の方以外のビジネスパーソンも対象に、人事・人材開発の知識やノウハウを学べる場を提供したいという強い気持ちから「人事の大学」も開校しました。「人事の大学」のもうひとつの狙いは、単純な知識やフレームワーク・ノウハウはどんどん公開・伝授していき、これらを総合して、お客様毎に最善の提案をすることのできる本当のコンサルタントだけが勝ち残れる社会を作り、コンサルタントのレベルを底上げしたいというものです。後に「人事の女子大学」も開校しました。

武石:日本のコンサルタントが世界中で仕事をする機会がますます増えそうですね。そういう強い想いに至る経験などがあったら教えてください。

三城:初めてコンサルタントとして、成果主義の人事制度を導入したときに経験したことが大きいですね。社内に活気を醸成し士気を高めるために導入したはずなのに、その会社が全然元気にならなかったんです。むしろ疲弊していく姿を目の当たりにしました。成果主義で、管理職に責任を負わせると、管理職は単にどんどん部下の責任を追及することになってしまったのです。ただ単にメソッドだけを導入するだけでなく、その会社にだけあるその会社のためだけの答えをいっしょに見つけなければ意味がないと強く感じました。

武石:コンサルタントの果たす役割は企業にとってとても大きいんですね。ひとつひとつの企業をとても大切にされていますが、事業展開で工夫されていることはありますか?

三城:6期目がもうすぐ終わる今、何を考えているかというと、今までの事業は品質重視ということで今のスタイルで継続していきたいのですが、一方でストック型のビジネスを新しく構築したいと考えています。それが7期目に向けて準備をしている事業内容の5番目の「Chain-G」です。これはわが社が手掛ける人材紹介事業のブランドで、「Chain」は「絆」、「G」は、グローバルとグロス、続けて読むと「Change」となります。変化をもたらしながら、絆をつくることで成長していく、世界を広げる、変えていくことができる人材紹介会社(設立予定)にしたいと考えています。また、既にわが社には、人事の大学、人事の女子大学に2万5千人の登録者がいて、この学びたい方々に役に立つコミュニティづくりをしていこうと考えています。それが事業内容の6番目の「ラーニングコミュニティ」です。このラーニングコミュニティと人材紹介業は密接に関係していて、ラーニングコミュニティにいる人の中には転職を希望している人も多いので、そういう方のキャリアアップをサポートしていきます。これらのコミュニティ活動の相乗効果で機能していけばと考えています。

恩田:新しい夢が着々と広がっていますね。

三城:さらに今準備している事業とは別に、コンサルでもない、教育でもない「実業」に挑戦していきたいと思っています。ただしコアコンピタンスは人材マネジメントがうまいこと。人材マネジメントがうまいからこそ、実業がうまくいくことを証明するようなビジネスにしたいです。なんの事業をやるかはまだ未知数ですが、産業の垣根を越えるようなものを考えています。今よく見られるのが、農林水産業と飲食業の連携ですね。産業の垣根を越えた連携をしながら、表面的には非効率だけど消費者に付加価値が認められていい会社になっているのが理想です。違った業種の人々がひとつの会社で働くことが今後は増えてくると思います。そこで必要になってくるのがやはり「人材マネジメント」と「意識改革」です。だからこそ挑戦したいですね。

武石:今後も新しいことへの挑戦が続きそうですが、決断されるポイントなどはありますか?

三城:「役に立つ」が僕の中ではポイントですね。営業の人にも「役に立ってきて」といつも送り出しています。会社でもどうしたら役に立つかばかり議論しています。オリンピック出場の話に戻るのですが、出場の夢は叶わなくても不思議な因果で今世界中の人事専門家の人たちとコミュニケーションをとる日本の代表として、アジアパシフィック人材マネジメント協会の役員をやっています。これが僕にとってのオリンピックだと思っていて、日本代表として日本の人事を世界にPRをして役に立ちたいです。

武石:思わぬきっかけでもうひとつの夢を叶えられたんですね。事業内容の4番目の「JIN-G V+」もその活動と関係があるのでしょうか?

三城:直接関係はありませんが、世界中の人とつながりが持てるので、今の活動が運営に役立つと確信しています。ベトナムホーチミンに2014年の8月に事務所が完成しました。投資ライセンスを去年の8月に取得し、Learn-Gがスタートします。世界に飛び出していって、成長していこうという人たちの集まり。海外で自分のビジネスを育て上げたいという人たちが、自分のビジネスプランに必要な活動ができる場所。来た人を支援する会計士、弁護士もそこに出入りしていて、オフィスも借りられる。3階がセミナールームになっているので、そこでは常に勉強会や懇親会とかセミナーとかが開催されていて、人が常に集まる場所を目指しています。ホーチミンで黒字化したら、他の国でもオープンします。参加者が見知らぬ土地でミッション(指令)を完了させ、本物のビジネス経験が積めるミッションコンプリートの受け入れ場所としても提供します。

武石:ミッションコンプリートはテレビ東京の「ガイアの夜明け」にも特集されていましたね。

三城:日経BP社でキャメル・ヤマモト氏と共著で発行した「21世紀を勝ち抜く決め手 グローバル人材マネジメント」とPWC時代のご縁からお話をいただきました。ますます進むグローバル化にどう適応するか。「ミッションコンプリート」は普通の海外インターンシップとは違い、ミッション(指令)を期限までに自分で考え、乗り越えていきます。今までに無い付加価値の高いグローバル人材育成プログラムです。放送日の2ヶ月くらい前からの密着でしたので、インターンシップとの違いやミッションコンプリートの特徴についても参加者の葛藤を通して分かりやすくまとめられていました。これをきっかけに代理店の営業の方にも事業について深く理解してもらえてじわじわと営業にも効果が出てきましたね。

プラグマの強みを活かして

武石:私も拝見しましたが、参加者の見知らぬ土地での苦悩やそれを乗り越えいく過程がとてもよく描かれていて、自分の可能性を広げるためにも私自身が参加したくなりました。事業についてお伺いしたところで、プラグマのサービスについてもご意見を聞かせてください。

三城:みなさんよく知っていてどちらかというと先輩といった感じで起業の時から「助けてください」というスタンスでお世話になっています。

武石:プラグマのサービスをほとんどご利用いただいていますが、利用してみての率直な感想やご意見があれば聞かせてください。

三城:ペイロールサービスをはじめ、月次決算や未来会計などは、いろいろな経営数値を集計、加工する部分をサポートしてくれるのでとても助かっています。そしてプラグマさんとのやり取りを通して、こういったデータを作り上げていくことの大変さも知りました。数字を合わせるには、こんなに様々な角度から検証していかなくちゃいけないんだ、オペレーションの仕組みを全部整理しなくちゃいけないし。そういうのって自社で全部やっていると誰かがひとりですごい時間をかけてやっている企業さんも多いと思いますが、それをできるだけ簡素なやり方で標準化してくれるのはやはりプラグマさんの強みだと思います。いろんな会社さんの仕組みを経験されているからこその何気ないアドバイスがとても説得力があります。数字の部分を細かく把握してもらえているので、客観的なアドバイスも期待しています。急な税務調査にも対応してくださり、非常に安心して乗り越えられました。あと僕らは人事、プラグマさんは経理でいっしょにサービス開発をしていきたいですね。

中井:お客様にいっしょに提案していくために、プラグマに必要なことは何でしょうか?

三城:僕たちの課題でもあるのですが、出てきた数字を例えば動画などを活用し可視化することによってどのようにして人に伝えて働く原動力に変えてもらうかを一緒に考えていきたいです。楽しく知らない間に機能しているものにしたいですね。テレビゲームの世界のような。なんか点数が上がり、サプライズもあってうれしい。もっと頑張ろうと自然な心理に働きかけるのが理想です。他ではないオペレーションだけれど成果が出るものをいっしょに蓄積していきたいですね。とくにこれからはいろんな産業が連携してきますから、会計も複雑になってくると思います。その時に対応できるように今からJIN-Gを試験台としてどんどんチャレンジしていきましょう。

武石:最近では映像を簡単に作るソフトもたくさん出ているので、経理のムービーも挑戦してみたいと思います。未来の話をしていただいたところで、ご利用いただいている未来会計サービス()についてもう少し詳しく感想をうかがえますか?

三城:頭の中でのイメージだったものが、数字も交えることでかなり具体的になるのでとても満足しています。とても丁寧で会計の知識も勉強できるので経営者の方には本当にお勧めです。お願いとしては、わがままかもしれませんがミーティングにおいては、できればもっと「未来」を語れるようになりたい。現状を知らなければ、具体的な「未来」は語れませんが、過去の数値合わせのフェーズを早く脱皮して「未来」の可能性をディスカッションする時間を多くいきたいですね。「未来」に注力していくことで新たな事業プランや積極的な投資もできるかもしれないので。

武石:お客様と協力して、未来会計の活用に適合した過去会計のルールやフローを整備し、精度高く行ったうえで、未来についてできるだけ早く語ることは大事だと今お話を聞いて感じました。

三城:未来会計の一番の成功事例になりたいと思っています。

尊敬する妻の一面

武石:心強いお言葉有難うございます。ここで少し三城さんの奥様でもありプラグマ取締役でもある三城夏子についてプラグマスタッフが知らない一面などございましたら、この機会に伺ってもよろしいでしょうか(笑)?

三城:(笑)。みなさんの方が詳しいと思います。ただ、びっくりしたのは次男を産むときに陣痛が予定日よりも早く来てしまい、病院へ急ごうとこちらが慌てていると「ちょっと待って」と言って陣痛の最中にメールを打ち始めたんです。「あいたたた〜」とか言いながら。陣痛に耐えながら、関係各所に迷惑が掛からないよう対応する姿は同じ社会人として尊敬しました。

中井:世の男性には怒ってしまう方もいるかもしれませんが、三城さんは感動されたんですね(笑)。

三城:彼女のお陰で「人事の女子大学」で行っている産休、育休をチャンスととらえるキャリアデザインのプログラムにもヒントをもらいました。

子育ては期待を見せずに待つ

武石:お子さんのお話が出ましたが、子育てで工夫されていることや方針などはございますか?

三城:はい、あります。まずは絶対に親から期待しないということを意識しています。ほんとは期待しているんですけど、言わないし出さないようにしています。達成動機の高い子供に育ってほしいと思っているので。やらされ感でやるのではなく、やりたいからやる状態であってほしいと思っています。

中井:達成動機の高い人を育てる秘訣はあるのでしょうか?

三城:もしかしたら5歳くらいで決まっちゃうのかなと思ったりしてるんですが。ミッションコンプリートの教育思想にその秘訣が隠されていて、「教えない」、「やらせない」、「待つ」。心の中から出てくる「やりたい」という気持ちを大事にする。それが出てくるまで待つ。それが出てきて、うまくいったときにポジティブフィードバックをする。親はチャレンジングな環境を作ってあげるだけで十分です。乗り越えるのは本人。私自身がそうやって育てられたので同じように子供たちにもしてあげたいと思っています。

武石:私も今後は子育てでそのように心がけてみたいと思います。では最後にお仕事以外での夢について教えてください。

三城:テニスをやっているのですが、子供といつでもやれるように力をつけておきたいですね。あとヘルスケアアドバイザーの勉強をしてみたい。芸術の世界に触れて、感性を磨きたい。世界中どこに行っても、知り合いがいる人になりたい。誰かの仕事上や人生の助言者「メンター」にもなりたいです。プライベートでもやりたいことがたくさん出ちゃいました(笑)。

武石:人事の世界以外でもいろいろな世界で三城さんのご活躍を拝見できそうですね。私も仕事と子育ての2つの世界の往復に留まらず、活動範囲をもっと広げていきたいと思います。本日は貴重なお時間を有難うございました。

インタビューを終えて

記事を読むと、どんなにエネルギッシュな外観やお話しぶりの方なのかと思われるかもしれませんが、優しそうな表情の写真を見て頂いた通りで、どちらかというと、淡々と、感情をあらわにすることなく、お話しされます。(いつも、そうなんです。)しかし、そのお話しの内容がとんでもないと思いませんでしたか。いつも「順風満帆」というわけではないのですが、つねに、具体的で強い想いがあり、その実現に向け、迷わず取り組まれる。そうしているうちになにかブレイクスルーがあり、その先に新たな展開や、望んだ結果がある。それが、複層的に繰り返されて、どんどん広がっていく。なぜ、あのように考え行動することができるのだろう。やはり、「チャレンジを愉しみ、世界を愉しみ、人生を愉しむ。」そのお考えが、しっかりとご自分のものとして、宿っているからなのでしょうか。この続きは、ホーチーミンの屋台で333(*)でも飲みながら、伺うことにします。(*)333(バーバーバー:ベトナムの国産ビール)、三城社長は大のビール好きでもあります。

JIN-G 様にご利用頂いているサービス

「経理・給与アウトソーシングサービス(資金繰り表作成サービス、税理士業務、社会保険労務士業務を含みます)」「未来会計サービス」をご利用いただいています。

具体的には、月次では、給与関連で、社員の入退社の情報や勤務状況等の情報を、会計関連では、売上や原価・経費の資料、領収書、請求書等をお預かりし、不明な点を解決したうえで、成果物として残高試算表(B/S、P/L)や給与一覧表などを納品しています。また、日次資金繰表を毎月2回納品し、概ね3ヶ月先の詳細なキャッシュフロー予想も提示させて頂いています。

加えて、給与関連業務として必要に応じて社会保険の手続きや、年末調整等の手続きを行います。会計業務では、決算に向け、決算月の数か月前に着地点のシミュレーションのミーティングを設け、目標数値との関連、金融機関への説明のイメージ、節税等の観点から、決算数値や税額、納税資金などの予測・検討等を行ったうえで、実際の決算業務および法人税や消費税の申告業務を行います。三城社長のお話にもありましたが、税務調査の対応等も責任をもって行います。

未来会計のサービスは、年に1回、この先5年間の事業計画を、会社の理念や強み弱みの再確認からはじめて、具体的な各年度の財務数値(P/L、BS、キャッシュフロー)に落とし込みます。そのうえで、翌事業年度の詳細な計画(予算)の策定を行います。

そして、毎月、月次決算の結果や各人の活動報告に基づき、予算や活動目標の達成度合い等を確認し、新たな目標設定や、行動計画の策定を行います。(月次モニタリング)

インタビューの際は表参道のアニベルセルでコーヒーをいただきました。好奇心旺盛で変化に柔軟に対応されるJIN-G様のご期待に添えるようなサービスをこれからも提供し、JIN-G様の成長を共感していきたいと思います。

JIN-G 様企業プロフィール

代表取締役社長 三城 雄児様

1975年神奈川県生まれ。
「株式会社JIN-G代表取締役社長」
「組織人事戦略コンサルタント」
「ビジネス・ブレークスルー大学経営学部グローバル経営学科准教授」
「JIN-G Vietnam代表」
「アジアパシフィック人材マネジメント協会 東アジア地区Vice President」

早稲田大学政治経済学部を卒業後、株式会社富士銀行(現みずほ銀行)にて融資・外為業務を経験。その後、株式会社マングローブ、株式会社日本経営システム研究所、ベリングポイント株式会社(現プライスウォーターハウスクーパース株式会社)にて、組織人事戦略コンサルタントとして、組織人事改革、企業内教育の革新の取り組みに従事する。

2009年7月に、世界を愉しむビジネスパーソンをもっと増やそう!」をミッションとして株式会社JIN-Gを設立、同時にビジネス・ブレークスルー大学の准教授に就任。企業と個人の両方にアプローチしながら、世界で活躍する人材を増やす取り組みに励む。

株式会社JIN-G

http://jin-g.com/


ミッション:「世界を愉しむビジネスパーソンをもっと増やそう!」

株式会社JIN-G(旧社名:エクスピリットパートナーズ株式会社)は、2009年7月7月、晴れた七夕の日に産声をあげました。設立時の社名のExSpirit(エクスピリット)は、「社会に価値をもたらしたい、世界の発展に貢献したい」といった「高い志」を表現したものでした。社名が変わった今も、その想いは変わりません。

私たちは高い志を持った事業家を支援する「コンサルティング事業」と、大志を抱く次世代に挑戦と成長の機会を与える「エデュケーション事業」の2本柱で、社会の発展に力強く貢献するPartners(パートナー)を目指しています。

社会の発展に縁の下から貢献する。私たちはそのような存在でありたいと考えています。コンサルティングにおいても、エデュケーションにおいても、仕事を依頼してくださったお客さまが主役です。両事業とも華やかに見られがちですが、私たちは元来、主役になってはならない。また、自社の収益を第一に追い求めてはならない。

お客さま自体が成長し発展し社会に貢献していく。ここに私たちの存在意義があります。

JIN-Gに集う社員は全て、高い倫理観を持った聖職として、お客さまを支援し続ける存在であると考えています。

株式会社JIN-Gは、コンサルティングとエデュケーションの原点回帰を宣言します。

事業家や子供たちの輝く未来を創る、そのための労苦ならば惜しまず全てを提供する。

専門性と経験を活かしつつ、熱く泥臭く仕事をする最良のパートナーであり続けたいと考えています。

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