- 未来経営
未来会計の現場③ 『企業が継続する定石~その2~』
定石のその2は「持続的成長の重視」
後藤俊夫先生がおっしゃるには
企業は継続してなんぼ。
そのためには身の丈経営で
ハイリターンより確実性を重視したいと。
現状維持ではなく、確実に少しずつでも成長し続け
他人資本に頼らない経営の自立。
短期的変化に惑わされて、短期で業容を急拡大したり
過剰な設備投資をし、いずれ在庫が滞留し
結果として在庫の値引きという循環に陥っていく。
書くと当たり前のようですが
実際の経営の現場では難しい見極めです。
時に当社でもお客様の急成長にブレーキを
かけねばならない時もありますが
勢いのある社長を止めるのは至難の業で
失敗も何度かあります。
工場の設備を増やす、事務所の増床・移転、設備投資
人の採用、大きなお金を動かす前には
この身の丈経営による「持続的成長」を
思い出したいと思います。
(おまけの写真)
今週、お客様先で未来会計のPDCA会議に臨んだ際「今日は暑いので冷たいコーヒーを入れました」と出して頂いたもの。いつも暑い時には冷たいものを、寒い時には温かいものをと気遣ってくださるお客様。ありがとうございます。